A列車で行こう7(その2)



 A7を動かしているノートPCの環境は以下の通り。デスクトップは持ってきていないので仕方がない。性能面の非力さは承知の上だから、あまり気にしていない。とは言え、オプション設定やズームなどで目一杯譲歩して、フレームレートを維持している。


CPU : Pentium M1.5
RAM : 512MB
HDD : 80GB
OS : XP Home edition
Monitor : XGA(color 16bitで使用)
VRAM : 64MB


 ところで、先日の面白い現象は、SXGAや32bit colorにすると起きていた。外部の液晶モニタに接続して試すと、別次元の面白い画面を見られる。




 早速アップデートが公開されたことに批判の声があがっている様子だ。これは致し方ないか。しかし、一昔前のゲームでは考えられなかったことであるのも事実で、きっちりテストをしてから発売されていた。(ごくまれに外れはあったけれど)ネットに依存しすぎていることも気になる。自動車メーカーが客に、「部品に欠陥があったので取りに来て、自分で勝手に取り替えろ」というのと同じだ。ちなみに、早速アップデートしたけれど・・・。この次は、マップエディタでも売り出すのだろう。


 A4を数年間にわたって使っていたくらいだから、自分としては余り気にせずのんびり様子を見ることになるだろう。もっとも、長く遊べるかどうかの判断はこれからなのだが。それよりも、デスクトップで動作を確認するのが楽しみだ。

A7



 「A列車で行こう7」が発売になったので早速購入した。


「A4」や「A列車で行こう The 21st Century」も持っているが「A4」がゲームとしては面白かった。それだけに、A4をベースにしたA7は期待大だった。


 早速Dynabookにインストールしたところ、無事起動。ところが列車を購入して線路上に配置すると、無様に崩れた判別不能の絵となってしまった。それがそのまま走るから面白い。いろいろPCの設定を変えると、透明な列車になったり、画面のあちことでチカチカと点滅する部分が出たり、結構楽しめた。


 最終的には無事に5両編成の電車が走るようになった。それ以外の機能はこれからボチボチ試すつもりだ。

指示待ち状態への経緯



雇われの流しの大工である。これまで自己流で仕事をし、そこそこの評価を得てきた。ひょんなことから知り合いの口利きで仕事を請け負った。


施主と現場監督の打合せに参加し、仕事を任される。元来独自工法で仕事をしてきたので、使う釘の寸法が現場監督の意に沿わなかったり、釘を打つ位置や打ち込む角度も「それは違う」と言われる。同じことが繰り返されて、作業のやり直しが続いたため、大工は監督の指示があるまで、自分の判断で仕事を行わないことにした。


長いものには、巻かれたふりをする。

今年はあちこちで熊が出没している、というニュースを聞く。たまたまファイルを整理していたら、「熊」の文字が目に付いたので見てみると、2年ほど前のタイムスタンプのテキストファイルだった。作った本人が忘れているのだが、多分小説でも書こうと思ったのだろう。以下、「熊の災難.txt」の内容。


「熊、熊だよ」
「そうかなぁ、野良犬か何かじゃないかぁ?」
「いや、絶対に熊だ。熊でなければ、熊みてぇなでっけえ犬だ。」


安川の体は小刻みに震えていた。彼が想像力豊かな人物でないことは周囲の誰もが認めているが、仮に彼の周囲の人たちがそのような感想を彼に対して抱いていたとしても、彼自身は何とも感じない、これもまた彼の周囲の人たちの評価であった。とはいえ、彼が震えていたことは紛れもない事実で、安川の言葉の震えに気づいた塚田もそれを感じていた。いわば【結果オーライ】をモットーとしてきた塚田にとって、


もし、彼と安川たちが設営し、今まさに休息を得ようとしている場を視覚的に外界から隔離してくれているテントの外を、凶暴な熊やライオンが通ったとしても、その獰猛と思われる動物の足音や息遣い、うなり声や気配がない以上は【どうでも良い】ことである。


塚田は少なくとも安川以上に楽観的な考えを持っている。塚田や安川以上に楽観的、又は鈍感なのは、二人の小声の会話で目を覚ました内村であった。内村にとって、折角の睡眠を邪魔されたことに対して、同じテントの中にいて明らかに彼の安眠を妨げた塚田と安川は邪魔な存在であるはずだが、それを意識させないほどの睡魔が継続的に彼の体内にとどまっていたことは、塚田や安川にとって幸いなことだったかもしれない。もちろん、安川にとっては内村がどのように感じようと、明日の朝に内村が【良く眠れなかったのはお前達のせいだ】といっても、{それはそうでもよいこと}であったろう。



ここで終わっている。果たしてどのような災難を熊に振りかけようとしていたのか、このごたごたして、途中で途切れた部分もある文章からはトンと分からない。

メモ

忘れ去られつつある北オセチア共和国の学校占拠事件。


ロシア警察当局が、上記事件の加害者が薬物中毒であったと発表したことの真偽と、その報道の本当の目的への疑念。


報道を見聞きしなければ意識しない、自然災害の被害者の人々の辛酸な体験。

AI RoboForm



「ログイン認証サイトへのアクセスを効率よく行えるようにする高機能パスワード管理ソフト」ということで、興味があったのでダウンロードしてみた。


制限つきなら無料で使えるそうだが、管理できるパスワードは30まで。試用期限が過ぎると、毎回購入を勧めるメッセージが出るらしい。


数ヶ国語に対応していて、入力フォームを解析して、あらかじめ登録しておく自分の情報(名前やら住所、郵便番号その他)を、自動で代行入力してくれるそうだ。


Googleのバーのように、ブラウザ内にツールバーの形で待機し、登録してあるログイン画面へのリンク機能もある。


ログインを繰り返す人には便利かもしれない。だが、1日に数回程度しかログイン操作をしない自分にとっては、さほど有難いとも思えない。


気になるのは、ログインフォームや登録フォームが表示されるたびに、データの新規登録を聞いてくる点。自動化が進むと煩わしさも増加するのは良くあることだ。


クレジットカードの番号なども代行入力してくれるらしい。これはハナからお断りの機能だ。ログインにしろ、登録にしろ、個人情報を機械任せ、ソフト任せにするのは非常に危ない。いくら仕様上の「安全」を謳っていても、安心はできない。とにかく、「自動」でそうした個人情報を扱われるのは非常に気持ちが悪い。


それでも、そこそこ人気もあるようなので、それなりの良さはあるのだろう。プログラムの出来も良さそうだ。


以前パスワード管理用の簡単なソフト(もちろん単純なデータベース・ソフト)を使っていたが、パスワードを忘れたときに確認するといった範囲内でのことだった。もちろん、パスワードをベタに記録するような危ないことはせず、連想で思い出せるような内容を登録しておいた。自分にとってはこの程度で十分と考えている。


ということで、興味本位でダウンロードしたプログラムは速攻でアンインストール、ブラウザ上からもさよならすることになった。

警察



 4年か5年くらい前のことになるが、地域の情報を掲載するサイトを作ろうとしていて、警察関連の情報の取り扱いを考えた。念のために確認しようと思い、地元の警察署まで出かけて、サイト運営の趣旨や概要を説明した上で以下の内容について打診した。



 指名手配犯の情報を、できれば手配写真を含めて掲載したいが問題ないか。指名手配犯の情報は、警察署や交番などの限られたところでしか見ることができない。あちこちのサイトで見ることができれば、警察に寄せられる情報も増えるのではないか。また、各都道府県警のWebページへのリンクも行いたい。


 対応してくれたのは、確か地域課か何かの課長さんだったと記憶している。丁寧に対応してくれたのは良かったが、その場での判断はできないので、後日連絡する旨の回答をもらった。その当時は各都道府県警のページができ始めた頃で、まだWebページを公開していない所もあったように記憶している。私が申し出たような要望に対する対応マニュアルもなかったようだ。


 数日後、課長さんから電話があった。丁寧な口調ではあったが、指名手配犯の情報掲載は一切不可とのことだった。理由を聞くと、明確な説明ではなかったが、警察以外のサイトに当該情報を掲載した場合、その内容が正しいかどうかの保証がない、間違えた情報が掲載されてしまう可能性がある、というような理由を挙げられたと覚えている。


 もともと、サイトに特徴を持たせようと考えての問い合わせでもあり、特に掲載に固執したわけではなかったので、この件については承知した旨伝えた。また、警察のWebページへのリンクについても遠慮してくれ、とのことだった。それならばWebページなど公開するな、と言いたかったが、指名手配の情報掲載の動機と同じレベルで考えていたことなので、敢えて逆らわなかった。


 時々話題になり、最近のニュースでも登場した「時効」について調べていた時、前述の体験を思い出したので、警察関連のWebページを調べてみた。さすがに、全国の都道府県警察のWebページができていて、警察庁のページからリンクされている。また、どこを見てもリンク禁止といった、表示は見当たらない。ざっと見たところでは、まずは妥当なところか。(個々の内容は見ていないが。)


 凶悪犯の増加や検挙率の低下などが話題になることが多くなったことに原因があるのか、テレビでの情報公開が発端となった検挙が実際に繰り返されるなど、メディアへの情報提供が功を奏しているようだ。もう少しネットの活用をしても良いのではないか、と、あれこれ検索しながら考えている。(ところで、携帯電話で指名手配犯の顔写真を確認できるのだろうか・・・。後で確認してみよう。)